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原因や治し方

カウンセリング

できる原因と治療の種類

加齢の象徴ともいうべきシミですが、できる原因によって特徴も取り方も違います。年を重ねるとシミが増えてくるのは、ターンオーバーが乱れることが大きな原因です。紫外線を浴びると「色素細胞(メラノサイト)」が活性化してメラニンが生成されます。若いころであれば、メラニンができてもターンオーバーとともに体外に排出されます。しかし、年を取るとどうしてもターンオーバーが乱れるのでメラニンが排出されにくくなり、そのまま表面に沈着してしまうのです。年をとって増えてきたシミを取るのに効果的な治療が、「レーザー治療」です。黒い色素に作用するレーザー光線を当てることで、メラニン色素を浮き上がらせ、古い角質と一緒に剥がしていきます。レーザー光線を当てる時間は5分程度です。レーザー照射による治療が終わったあとは、患部がやけど跡のようなじゅくじゅくした赤みが残りますが、1ヶ月〜3ヶ月で自然な肌色になります。シミ取りのレーザー治療の料金は、一回あたり数千円とリーズナブルなのも魅力です。遺伝的な要因が大きいのがそばかすです。そばかすは頬の高いところや鼻のあたりにできやすい細かく散らばった薄いシミです。子供のころそばかすができても、思春期を過ぎると消えるケースがほとんどです。しかし、思春期に過度に紫外線を浴びると、そばかすがそのまま残ってしまうことがあります。そんなそばかすには、「IPL(光)治療」によるシミ取り治療が効果的です。IPLはムダ毛のエステ脱毛などにも使われていて、黒いメラニン色素に作用する特殊な光です。頬を中心にフラッシュを当てることで、一度にたくさんのそばかすを消せます。レーザーと同じように照射系のシミ取り治療ですが、レーザーよりも低出力なのがIPLの特徴です。レーザーの場合はやけど跡がしばらく残りますが、IPLの場合はそういう跡はまったく残らず、いつも通り仕事をしたり学校に行ったりして普通に過ごすことができます。女性にだけできる女性特有のシミが肝斑(かんぱん)です。肝斑は、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンのバランスが乱れるとできます。過度にストレスがたまることや、無理なダイエットをしすぎることが原因でもできやすいと言われています。肝斑がやっかいなのは、普通のレーザー治療やIPL治療では消しにくいことです。レーザーを当てると悪化するリスクがあることから、肝斑のレーザー治療は不可能と言われていました。しかし、「レーザートーニング」の場合は可能です。レーザートーニングは薄くデリケートな肝斑を、悪化させることなく消すことができるレーザーです。または、飲み薬を服用して体の中から肝斑を消す方法もあります。クリニックでよく処方されるのが、メラノサイト活性化因子の活性化を抑制する「トラネキサム酸」です。L-システインやビタミンCを配合したサプリメントも、肝斑はもちろん、加齢によるシミにも効果的です。また、女性ホルモンに働きかける生薬を配合したサプリメントを飲むことで、内側からホルモンバランスを整えて、肝斑を薄くすることができます。